ビジネスアイデア事業化プログラム ビジネスアイデア事業化プログラム

令和8年度 プログラム エントリー受付中

令和8年度のFTCビジネスアイデア事業化プログラムのエントリーを開始しました。本プログラムは、国家プロジェクト「福島イノベーション・コースト構想」の一環として実施されるプログラムです。

応募期間:令和8年4月17日(金)~5月25日(月)10:00
応募要項・募集資格:こちらをご覧ください。

エントリーはこちら

後日オンライン説明会を開催予定です!
日程が決まり次第​こちらのページでお知らせします。

Fukushima Tech Create
ビジネスアイデア事業化プログラムとは

福島イノベ地域*1において、重点6分野で起業や事業化をめざす企業や個人の方を対象に、経験豊富な専門事業者がビジネスアイデアのブラッシュアップなどを行い、事業化に導くプログラムです。
採択されると試作品開発や市場調査、実証などに活用できる最大300万円 補助率3/4 (特定要件*2を満たせば4/5)の資金支援を受けることができます。

*1 福島イノベ地域とは
福島県の浜通り地域等に位置する15市町村(いわき市、相馬市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町及び飯舘村)をいいます。

福島県の画像

*2 特定要件(次のいずれかに該当する場合)

  1. ビジネスコンテスト(国・都道府県が実施・後援するもの)で優秀な成績を収めたことがあること。
  2. J-STARTUP(地域版を含む)に選定されていること。
  3. 大学等発ベンチャーとして認定されており、補助金の交付申請時点において大学の施設・設備を使用できるなどの具体的な支援を受けていること。
  4. 事業を推進するうえで連携協定書等により福島県浜通り地域等の自治体との合意がなされていること。
  5. VC(ベンチャーキャピタル)等からのエクイティ出資等の資金調達を行っていること。
  6. 大学等と共同研究をしていること。
補助金についての詳細はこちら
  • POINT/01

    補助金上限
    300万円
    20者程度採択予定

  • POINT/02

    実践的な学びで
    経験と仲間を
    得られる

  • POINT/03

    ビジネスアイデア
    から応募OK

福島県の画像

FTCビジネスアイデア事業化プログラム説明会

募集について詳しく知りたい方のためのオンライン説明会を開催予定です。​
詳細は後日こちらのページでお知らせします。​

支援概要紹介映像(2025年度)

皆さんの技術シーズ/ビジネスアイデアの事業化を支援する、プログラムの内容をわかりやすく説明しています。

Fukushima Tech Createは福島イノベーション・コースト構想推進機構のスタートアップ支援事業です

「福島イノベーション・コースト構想」とは、東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業を回復するために、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクトです。

重点6分野「廃炉」「ロボット‧ドローン」「エネルギー‧環境‧リサイクル」「農林⽔産業」「医療関連」「航空宇宙」におけるプロジェクトの具体化を進めるとともに、産業集積の実現、教育‧⼈材育成、交流⼈⼝の拡⼤、情報発信等に向けた取組を進めています。

福島イノベーション・コースト構想ロゴ画像

重点6分野について

  • 廃炉の画像

    廃炉

    炉内作業ロボットや計測等のシステムなど、廃炉を円滑に行うための技術があり、ビジネスに繋げたい・ビジネス化できそうなアイデアがある・ビジネスをさらに進めたい方をお待ちしています。

  • ロボット・ドローンの画像

    ロボット・ドローン

    災害対応や物流・インフラ点検等の分野で活用が期待されるロボットやドローンの技術シーズがあり、ビジネスに繋げたい・ビジネス化できそうなアイデアがある・ビジネスをさらに進めたい方をお待ちしています。

  • エネルギー・環境・リサイクルの画像

    エネルギー・環境・
    リサイクル

    太陽光パネル・風力・水素等の再生可能エネルギー、石灰石等の先端的なリサイクル、蓄電・送電などの技術シーズがあり、ビジネスに繋げたい・ビジネス化できそうなアイデアがある・ビジネスをさらに進めたい方をお待ちしています。

  • 農林水産業の画像

    農林水産業

    環境制御やロボット、ICTなど、農業に活用するための技術シーズがありビジネスに繋げたい・ビジネス化できそうなアイデアがある・ビジネスをさらに進めたい方をお待ちしています。

  • 医療関連の画像

    医療関連

    創薬・医療機器などの医療関連、高齢者介護に活用できる技術シーズがある方でシーズをビジネスに繋げたい・ビジネス化できそうなアイデアがある・ビジネスをさらに進めたい方をお待ちしています。

  • 航空宇宙の画像

    航空宇宙

    航空エンジン、航空部品から衛星、または試験計測まで幅広く航空宇宙に関する技術シーズをお持ちでビジネスに繋げたい・ビジネス化できそうなアイデアがある・ビジネスをさらに進めたい方をお待ちしています。

*申込に際し、どの重点分野に当てはまるかお悩みの場合はお気軽にご相談ください。

支援プログラム

FTCビジネスアイデア事業化プログラムでは、さまざまな学びと実践の場を用意しています。頭の中のアイデアが、ぐんと実現に近づきます。

  • 個別メンタリング

    専門的知識を持つメンターが1社1社を担当。技術を含めた深いディスカッションから今後の展望まで踏まえた事業推進まで、多角的で有益なアドバイスがもらえます。

    個別メンタリングイメージ画像
  • アイデアブラッシュアップワークショップ

    「市場ニーズ」「提供する価値」「創業者とチーム」という、事業化の基本のインプットから、同期で学びあう時間まで、多様な学びを提供します。仲間から刺激を受けることで、可能性の拡大も期待できます。

    アイデアブラッシュアップワークショップの様子
  • ピッチトレーニング・交流会

    「他者に事業の可能性がしっかり伝わるピッチ」をつくることを目的としたトレーニングを実施。リードメンターからのフィードバックはもちろん、採択者同士でのフィードバックも。ピッチトレーニングや交流会を通じ支えあえる起業家仲間ができていきます。

    ピッチトレーニング・交流会の様子
  • E-learning

    技術シーズを用いたアイデアの事業化の基本から、組織つくりまで、起業家に必要な知識をオンデマンド動画にまとめました。いつでもどこでも視聴できます。採択者のみの限定公開です。

    E-learningイメージ画像

ワークショップ

福島県いわき市・神奈川県川崎市で開催予定。ワークショップは5回ほど、イノベ地域ツアーは1回実施します。
なおワークショップは福島県いわき市・神奈川県川崎市の両会場で同メニューを実施。どちらかでの参加が必須となります。

  • 1 マインドセット育成

    マインドセット育成の様子

    過去の採択者にプログラム経験談をお話しいただきます。これから起業に動き出す方にも、起業してビジネスを進めていきたい方にも、「これからどう動いていけばいいのか」がイメージできるワークショップです。

  • 2 アイデアをビジネスにするためのインプット&アウトプット

    アイデアをビジネスにするためのインプット&アウトプットの様子

    仮説検証・用途仮説から顧客ヒアリングのポイント、市場規模の考え方まで、技術シーズを用いたビジネスに特化した知識をインプットいただきます。講師は技術シーズの事業化支援に実績がある専門家。またインプットのみならず、ピッチなどのアウトプットを通して実践的な知識に変換いただきます。

  • 3 福島イノベ地域ツアー・マッチング

    福島イノベ地域ツアー・マッチングの様子

    イノベ地域における起業家支援施設や、ベンチャーフレンドリーな企業を訪問。イノベ地域現地のリアルなニーズを体感いただきます。フェーズが進んでいる採択者にはイノベ地域の施設や企業とのマッチングをサポートします。

  • 4 ビジネスモデル/ ピッチ

    ビジネスモデル/ ピッチの様子

    資金調達や事業提携など、ビジネスの成長に欠かせないピッチを繰り返し練習します。講師や仲間からのフィードバックをもとにビジネスモデルをブラッシュアップしていきます。初めてピッチをする方や苦手意識が高い方には補講をご用意。自信を持って自分の事業を説明できるようにトレーニングしていきます。

メンター紹介

6つの重点分野に特化したメンターが、あなたのアイデア・技術を一緒に事業化に導きます。

  • 植松 千春氏の写真

    個人事業主

    植松 千春 氏

    専門領域

    ロボット・ドローン、航空宇宙、マーケティング

  • 宇津木 聡子氏の写真

    株式会社スターグレイン
    代表取締役

    宇津木 聡子 氏

    専門領域

    マーケティング

  • 大川 博志氏の写真

    Tech.B Consulting株式会社
    代表取締役

    大川 博志 氏

    専門領域

    農林水産業、マーケティング

  • 深山 陽一朗氏の写真

    日本戦略投資株式会社
    執行役員

    深山 陽一朗 氏

    専門領域

    農林水産業

  • 佐藤 将史氏の写真

    一般社団法人SPACETIDE
    理事兼CSO

    佐藤 将史 氏

    専門領域

    ロボット・ドローン、航空宇宙

  • 野秋 盛和氏の写真

    個人事業
    代表

    野秋 盛和 氏

  • 松本 典子氏の写真

    TEPEコンサルティング株式会社
    代表取締役

    松本 典子 氏

    専門領域

    医療関連、マーケティング

  • 木村 佳晶氏の写真

    合同会社アグリハート
    代表社員

    木村 佳晶 氏

    専門領域

    医療関連

  • 松江 登久氏の写真

    MTK株式会社
    代表取締役

    松江 登久 氏

    専門領域

    廃炉、エネルギー・環境・リサイクル

  • 桑名 隆滋氏の写真

    株式会社オフィス・マルベリー
    代表取締役

    桑名 隆滋 氏

    専門領域

    再生医療・医薬品・医療機器、大学発ベンチャー、農業

  • 辰野 博一氏の写真

    合同会社タツノ経営デザイン
    代表社員

    辰野 博一 氏

    専門領域

    ロボット・ドローン、エネルギー・環境・リサイクル

  • 山本 哲也氏の写真

    株式会社ライズ・コンサルティング・グループ
    アソシエイトパートナー

    山本 哲也 氏

    専門領域

    情報通信(AI/IoT)、ロボティクス、技術戦略・新規事業開発

  • 井上 正範氏の写真

    MPO株式会社
    代表取締役 弁理士, MBA

    井上 正範 氏

    専門領域

    医療関連、知的財産

  • 伊東 明彦氏の写真

    株式会社ツクリエ
    インキュベーションマネージャー

    伊東 明彦 氏

    専門領域

    ロボット・ドローン、航空宇宙

令和8年度スケジュール

  • エントリー開始

    令和8年
    4月17日(金)

  • エントリー締切

    令和8年
    5月25日(月)10:00

  • 選考・採択者決定

    令和8年
    6月中旬

  • オンライン
    キックオフミーティング

    令和8年
    6月下旬

  • ワークショップ

    令和8年
    7月~12月

  • 成果発表会

    令和9年
    1月下旬

  • 伴走型個別メンタリング

ワークショップ日程

福島会場
(いわき産業創造館)
川崎会場
(K-NIC)
DAY1 7月6日(月) 7月2日(木)
DAY2 8月6日(木) 8月4日(火)
ツアー 9月3日(木)・4日(金)
DAY3 10月9日(金) 10月8日(木)
DAY4 11月11日(水) 11月6日(金)
DAY5 12月3日(木) 12月8日(火)

*スケジュールは予告なく変更される場合があります。

*応募結果について
採択については、外部有識者を含めた採択委員会にて審査を行います。審査結果は、令和7年6月中旬までに「公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構」より個別に通知予定です。

採択者について

採択者一覧

昨年度参加者のピッチ内容を動画でご覧いただけます。

採択者一覧

採択者の声

  • EUMIS合同会社

    Founder & CEO 

    爪長 季美 氏

    https://seeds-commercialize.jp/wp20250417-2/wp/wp-content/uploads/2026/04/715e408364d552aa060dc408596831fc.jpg

    令和7年度採択

    キッチンから福島へ。“ストーリー”と届けるご当地スキン
    ~「天然素材100%」のレザー風新素材の開発~

    1.御社の事業内容について教えてください。
    農作物や食品残渣を活用した、天然素材100%のレザー風新素材『EUMIS Skin』を研究・開発しています。現在、素材製造技術について特許を出願中です。私たちはこれをただの新素材の開発としては捉えず、地域の廃棄物を使用した「ご当地スキン」――素材化から製品化までをその地域で完結させた『顔の見える素材』として成長させたいと思っています。

    2.起業の経緯や想いについて教えてください
    元々は仕立て屋として、1点ものの洋服を作っていました。しかし洋服を作る中で、どうしても出てしまう廃棄に違和感を持つようになりました。コロナ禍に環境について考える機会があり、改めて“環境によいこと”と“モノづくり”を両立したいと強く考えるようになりました。解決策を探るなかで「ヴィーガンレザー」という素材と出会いましたがその実態は理想からは遠く、それなら「自分で作ろう」と思ったのが素材開発のきっかけです。素材づくりのノウハウがないまま、2021年に自宅のキッチンから開発を始めました。原材料調達やラボ契約を円滑に進めるため、2025年に法人化しました。

    3.FTCに参加して
    - 申し込みのきっかけと目的
    元々は入居施設からの紹介がきっかけでした。調べる中で、「福島」という土地に根差したプログラムであることに強く惹かれました。私たちは、素材開発にとどまらず「製品を通して地域とつながる事業でありたい」と思っています。その土地ならではの廃棄から作られた製品は、ストーリーを一緒に届けることができるからです。
    このプログラムでなら、私が大切にしたい事業の価値を軸に、さらに事業を推進できると感じ、応募に至りました。

    - 参加してみていかがでしたか
    福島に何の繋がりもないところからのスタートだったのですが、プログラムを通し開発・製造の協業先を福島で見つけることが出来ました。次年度は、さまざまな課題の解決に取り組んでいきます。協業先マッチングの際には、イノベ機構や事務局の方々が本当に親身になって伴走してくれたのが印象的でした。ワークショップやツアーなどのプログラムでは、誰もが意見を言いやすい雰囲気や「アットホーム」な空気感があり、等身大でプログラムに臨むことができました。
    本プログラムの存在は、事業を推進するうえで大きな力になりました。

    - 次年度申込される方に一言
    「福島」のプログラムと聞くと、福島に縁がないとダメなのではないか、と思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。私自身、福島に繋がりが何もないところからのスタートでしたが、事務局が全力でネットワークを繋いでくれるなど、ゼロベースで行っても大丈夫な体制がありました。
    FTCは、事業を特定の型に当てはめるのではなく、採択者が「何をしたいのか」「なぜしたいのか」という事業の本質、つまりコアの部分を見て伴走してくれます。仲間に出会いたいなら、ぜひこの環境に飛び込んでみてください。
  • Cell First

    池田 和弘 氏

    https://seeds-commercialize.jp/wp20250417-2/wp/wp-content/uploads/2026/04/8db7f0e5ebcb8ec7757f1a1e8ced704c.jpg

    令和7年度採択

    お酒は文化の「記録メディア」。醸造のエンタメ化を目指す。
    ~新しい発酵技術で叶える誰もが楽しめるお酒造り~

    1.御社の事業内容について教えてください。
    1日・1リットルからお酒を造れる超高速醸造技術の研究・開発をしています。通常、完成までに数カ月、また大量生産が必要だった醸造を短時間・少量から完成できるようにすることで、気軽にオリジナルのお酒造りにチャレンジできるようになります。飲食店でのオリジナル飲料の製造や観光地でのコンテンツとしての活用を目指しています。今年中には法人化し、さらに事業を進めていく予定です。

    2.起業の経緯や想いについて教えてください
    「誰もが気軽にお酒造りを出来たら」というアイデアを思い付いたきっかけは、大学の研究室時代です。お祝いの席のためにオリジナルのお酒を造ろうと調べた際、「大量生産」「数カ月を要する」という制約があることを知りました。当時、個人での醸造はワクワクするエンタメではなく、仕事や投資に近いものでした。
    2020年に当時CTOを務めていたスタートアップで「酒造り」のアイデアで東京都のコンテストに出場しました。そこで「最優秀賞」を受賞することができ、“お酒を短時間で作る技術”は市場に受け入れられると感じ、事業化を決意しました。
    私は、お酒は文化の「記録メディア」だと考えています。お酒を造るために土地の特産品を使えばその土地ならではの物語を伝えられるし、お酒を飲む場では人と人の交流が生まれるからです。お酒造りが身近になれば、作るプロセスをエンターテインメントとして楽しむことができるようになると考えています。

    3.FTCに参加して
    - 申込のきっかけと目的
    きっかけは、お世話になっていたインキュベーション施設からの紹介です。実はその頃、福島にある醸造所で醸造技術の習得を目的に働くことが決まっており、「どうせ福島にいくなら」と応募に至りました。
    私が開発している技術は、「天然酵母」や「地元の未利用物」を活用することで、その土地ならではのお酒をつくることができます。観光地との親和性も高いです。これからさらに人が集まる場所になる福島で、この事業が復興の役に立つのでは、と今では考えています。

    - 参加してみていかがでしたか
    アイデア状態からの参加でしたが、メンタリングを受けることでかなり具体的な事業計画を立てることができました。ピッチプログラムでは、採択者同士で意見を言い合います。様々な意見をもらえる経験は貴重でしたし、採択者同士の仲間意識も生まれたと思います。補助金は、知財関連の調査・整理に活用しました。事業の初期段階で、補助金のあるプログラムに参加できた意義は大きいと思います。

    - 次年度申込される方に一言
    関東・関西に住んでいる方こそ、地方の現状を知る意味でぜひ参加してほしいです。都会ではできないようなことをゼロベースで考える機会にできます。福島の浜通りは「新しい物事を始める場所」であり、チャンスが眠っている場所です。FTCは補助金もつきますから、ぜひ「事業の最初の加速の場」として活用してほしいです。
  • 株式会社Cell-En

    代表取締役COO

    山口直美氏

    令和6年度採択

    創業初期の急成長を支えてくれたプログラム
    〜微生物発電で未来を照らす〜 

    1. 御社の事業内容について教えてください
    微生物発電装置の社会実装に向けた研究開発をしています。微生物発電とは、微生物が有機物を分解する過程で生成する電子を、電極で捕らえ電気に変換する技術です。単離した高効率の発電微生物と専用の栄養分を開発することで、発電効率を高めることに成功し、特許も複数出願しています。今回、南相馬市と飯館村で発電微生物のスクリーニングに成功しています。2025年秋冬には、福島県内での実証実験を行いたいと考えています。微生物発電を、環境に優しい新しい自然エネルギー、地産地消のエネルギーとして、持続可能な社会の実現を目指しています。

    2. 起業の経緯や想いについて教えてください
    バイオベンチャーで出会った仲間3名で創業しました。近年の自然災害による、一時的な電気インフラ遮断に伴う社会活動と経済活動の停滞や、地球温暖化による環境破壊に対し、災害時でも安定した電気供給を確保できる新しい持続可能エネルギーの必要性を考えるに至りました。共通の専門分野である微生物が軸となる微生物発電に着目し、試作を重ねるうちに事業化可能な発電量を達成したこともあり、Cell-Enを設立しました。

    3. FTCに参加して
    - 申し込みのきっかけと目的
    創業時からお世話になっていた方の紹介でFTCを知り、すぐに応募を決めました。オフグリッド型の微生物発電装置は、福島地域の電源供給として大きく意味を持つのではないかと考えました。幼少期を福島で過ごした私にとっても、福島をフィールドとしたプログラムで地域に貢献できることは大きな意味を持っていました。

    - 参加してみていかがでしたか
    FTCの魅力は、資金面だけではなく、約1年間個別にメンターがついて伴走支援してもらえることです。創業1年未満でわからないことが多い中、経験豊富で応援マインド溢れるメンターや事務局、福島イノベーション・コースト構想推進機構の方々に、様々なアドバイスや情報を浴びるように頂き、大きく成長することができました。また、ともに並走した起業家の存在も大きかったです。毎月集まり共に指導を受けることで、お互いの進捗を知ることができ、自分たちだけで進めているよりも何倍の刺激や学びがありました。現在も、良きライバルであり応援し合える仲間としての関係が続いています。

    - 次年度申込される方に一言
    絶対に参加したほうが良いと思います。創業間もない時期は、様々な面でどのように進めたら良いかわからない、どこに情報があるかもわからない状態です。FTCでは、これまでに多くのスタートアップを見てきたプロの方々が、会社ごとに合うアドバイスや情報をピンポイントでくださいます。また、ここで得られるのは情報やスキルだけではなく、人脈や仲間と、将来にわたって個人と会社にとっての財産になるものが大きいです。今だからこそ受けられる恩恵と考えて、ぜひこの環境に飛び込んでみることをお勧めします。
  • 株式会社wead

    代表取締役 

    井川桃花 氏

    令和6年度採択

    まず福島から、世界へ発信する強いプロダクトを
    〜廃棄物を資源に変える技術で、「捨てる、を捨てる」〜

    1. 御社の事業内容について教えてください
    私たちのミッションは「捨てる、を捨てる」 畜産や農業の廃棄物を再利用し、堆肥や燃料、資材へと変える技術を開発しています。ゴミを単なる廃棄物とせず、新たな価値を生み出すことで、「捨てる」という概念自体を「捨てる」、循環型社会を目指し、現在は敷料飼料、独自の高速分解促進剤等の開発・販売を進めています。直近では、生分解性カップをリサイクルする自治体連携事業や、紙オムツのアップサイクル業を開始する予定です。

    2. 起業の経緯や想いについて教えてください
    前職では畜産肥料・農業の現場から、研究機関との共同研究、他企業とのオープンイノベーションまで多様な業務を担当していました。その中で、コーヒー粕がゴミとして年間80万トンも廃棄されている現状を知り、新しい資源にする方法を研究していました。研究を進めるうちに、「全ての業界でゴミは排出されている」「ゴミには無限の可能性があるのではないか」と改めて考えたことが起業のきっかけです。

    3. FTCに参加して
    - 申し込みのきっかけと目的
    起業して1年ほどのタイミングでFTCに参加しました。ちょうど東日本での事業展開を考えていたタイミングでしたね。とある展示会で福島イノベーション・コースト構想推進機構(以下、イノベ機構)のブースに立ち寄ったことがきっかけです。イノベ機構の方たちは、「農業をする方に福島へ帰ってきて欲しい」とおっしゃっていました。当時、福島に行ったことはなく、東日本での事業展開にもネットワークがない状態でしたが、浜通り地域の現状やイノベ機構の方々の復興への想いを知り、私たちの技術が貢献できる可能性を感じ、プログラムに応募しました。

    - 参加してみていかがでしたか
    FTCでは毎月1回、全員でワークショップを受けます。他の補助金等ではこのような取り組みは聞いたことがありませんでした。応募前には正直、「大変そうだな」と思っていたのですが、実はこれこそが最大の魅力でした。創業して1年が経ち、「わかっている」つもりだったことが、ワークショップを通じて、実はまだ理解が不十分だったと気づく機会が多く、学びの連続でした。毎月同じメンバーと会うので横の繋がりができたことも非常に良かったですね。志を同じくする起業家と進捗を共有し、刺激し合えたことは大きな財産です。

    - 次年度申込される方に一言
    FTCに参加後、事業が大きく加速しました。福島での実証実験フィールドや協力者の存在が大きく、農業従事者の方々の多大な協力を得て、研究開発に必要な良質なデータを多く取得できました。スタートアップフレンドリーな方との繋がりもできたことが事業成長につながっていると思います。この結果を横展開し、他県での事業もスムーズに進められています。復興の只中にあるフィールドで、新技術が果たす役割は大きいと実感しています。未来を創ろうとする熱い方々がいる福島に、ぜひ飛び込んでください!

応募条件/エントリー

応募条件

  • イノベ地域(いわき市、相馬市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町及び飯舘村)で、福島イノベ構想の重点6分野での起業や新事業展開等の新たなチャレンジを志向する個人・企業。
  • ビジネスアイデアが以下のいずれかの分野に当てはまること 廃炉、ロボット・ドローン、エネルギー・環境・リサイクル、農林水産業、医療関連、航空宇宙 *申込に際し、どの重点分野に当てはまるかお悩みの場合など、広くご相談ください。
  • 原則、期間中全てのワークショップ、イノベ地域ツアー、成果発表会への参加が可能であること。
    *なおワークショップは福島県いわき市・神奈川県川崎市の両会場で同メニューを実施。どちらかでの参加が必須となります。
  • 「 地域復興実用化開発等促進事業費補助金 」で採択されている場合は、採択されている事業テーマと同一のテーマで応募しないこと。
  • 暴力団、暴力団員、暴力団関係企業、その他これらに準ずる者(暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者)(以下これらを「暴力団員等」という。)に該当しないこと及び次の項目のいずれにも該当しないもの。
    1. 暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること。
    2. 暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること。
    3. 自己、自社もしくは第三者の不正の利益を図る目的または第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に暴力団員等を利用していると認められる関係を有すること。
    4. 暴力団員等に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること。
    5. 役員または経営に実質的に関与している者が暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有すること。
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エントリー

令和8年度の受付期間
令和8年4月17日(金)~5月25日(月)10:00
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お問い合わせ

ビジネスアイデア事業化プログラム・プログラム/説明会に関してはお問い合わせフォームよりご連絡ください。

「ビジネスアイデア事業化プログラム」運営事務局
■担当 株式会社ツクリエ
TEL:090-9839-2956 (平日9時~17時30分)

※なおFukushima Tech Create(FTC)は、公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構から株式会社ツクリエへの委託業務です。